2026.06.05

その他

フレッシュ会員特集1

Profile
永田知弥 / Nagata Tomoya
所属会団:美作木材青壮年経営者協議会

現場で学び、現場から次の可能性をひらく。

今回ご紹介するのは、津山綜合木材市場院庄林業 建材センター、二つの現場を掛け持ちしながら経験を重ねるフレッシュ会員です。

市場では製品の市売販売、仕入、収支管理に向き合い、建材センターでは地場工務店を中心に建材販売を担当しています。さらに、レジンテーブルづくりのような新しい表現にも挑戦しながら、木材を「売る」だけでなく、「どう使われ、どう喜ばれるか」まで見つめています。

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入会のきっかけ

豆原義人先輩からの声かけをきっかけに、木青連の活動へ参加するようになりました。普段の仕事では出会えない全国の木材業界の仲間たちと友達になれる良い場であり、自分の視野を広げてくれる場所だと感じています。

「全国各地に同業の友達がいることは、人生にとってすごく大切な宝になると思うんです。」

現在の仕事と挑戦

創立年:1975年

津山綜合木材市場

津山綜合木材市場 では、製品の市売販売、仕入、収支管理を担当しています。かつては市を開いても人が集まりにくく、少し寂しい状況もあったそうですが、今は全国からさまざまな面白い材を集め、人もたくさん呼び、「来てよかった」と言ってもらえる市場を目指して日々奮闘中です。最近では仕入れのために日本全国を回る機会も増え、これまで銘木類の取り扱いがほとんどなかった市場にも、半分趣味のような感覚で銘木を仕入れながら、新しいにぎわいを作ろうとしています。

創立年:1955年

院庄林業 建材センター

院庄林業 では、建材センターの店長として建材販売にも挑戦しています。もともと営業の出発点は木材市場だったため、建材については分からないことも多く、最初は戸惑いもありました。けれど、建材店で仕事を重ねるうちに、建築のことが少しずつ見えてきました。市場で扱っていた木材が、実際の住宅や店舗の中でどのように使われていくのか。そのつながりを知ることが、今の仕事の面白さにもなっています。現在は木材だけでなく、建築全般をもう少し広い視野で考えられるよう、日々学びを深めています。

ものづくりへの関心

市場でさまざまな材と出会う中で、木材の持つ表情を活かしたものづくりにも関心が広がっています。その一つが、レジンテーブルづくりへの挑戦です。節や割れ、色味といった素材の個性を消すのではなく、むしろ魅力として残し、透明な樹脂と組み合わせることで新しい見せ方を探っています。少しずつ販売実績もできてきており、仕事と趣味の境目にあるような楽しさが、次の挑戦につながっています。

これからのVISION

将来のVISIONは、津山綜合木材市場院庄林業でそれぞれにあります。市場では、「日本一おもろい木材市場にしたい」という思いを持って仕事をしています。顧客にも仕入先にも広く門戸を開き、木材市場の固定概念を打ち破りながら、まずは何でもやってみようと仲間と挑戦を重ねています。最近では、美作地区へ移住してきた人たちが口コミで木材を求めて訪ねてくることもあるそうです。どこが完成形なのかはまだ分からない。それでも、これまでにないことができて、いろいろな人に面白がってもらえ、世の中の役に立てる市場にしていきたいと考えています。 院庄林業の建材センターでは、「地域で一番感謝される建材店になる」というVISIONを掲げています。山から製材、集成材、プレカットまで幅広く手がける院庄林業だからこそ、お客様に対してできることがある。その強みをいろいろな形で組み合わせながら、よりよい顧客貢献へつながる新しいアイデアとサービスの種を蒔いているところです。

会員へのメッセージ

「やっぱり木材が好きです」。その素直な気持ちが、木青会員の皆さんともっとつながり、仕事の枠を越えて友達になっていきたいという思いにつながっています。全国各地に同業の友達がいることは、仕事だけでなく人生にとっても大きな宝になる。そんな思いを持って、これからも人とのつながりを広げていきたいと考えています。

最後に、木青会員の皆さんへ向けた彼からのメッセージを添えます。

「ぜひ、見かけたら友達になってください!」

趣味:サックスと音楽

仕事の外では、音楽も大切な時間です。学生の頃からサックスを続けており、気づけば演奏歴は20年目。主にJAZZを演奏し、岡山県内を中心に活動しています。ほぼ毎月、何かしらのライブをしているとのことで、木材の現場とはまた違う場所でも、人と空間をつなぐ時間を重ねています。会員の中にミュージシャンがいれば、ぜひセッションしましょう、というメッセージも届いています。先日のライブ配信アーカイブ、そして定期的にライブをさせていただいている倉敷アヴェニュウも紹介します。

編集者後記

彼と初めて言葉を交わしたのは、木材市場の営業として弊社を訪ねてくれた時のことでした。仕事の話に限らずさまざまな対話を重ねる中で、私がいつもの調子で「COTEN RADIO」を勧めたところ、一週間後、電話で話してみると、彼はすでに番組を聴き始めているだけでなく、数時間ほどでそのミッションやバリューを受け取り、CREWという有料メンバーにまで加わっていました。

物事の本質をつかむ速さと、良いと思ったものへ迷わず踏み出す実行力。その鮮やかさには当時も驚かされましたが、今回のインタビューでも、こちらの問いを即座に構造として理解し、さらに自分なりの提案まで返してくる聡明さに、あらためて感心させられました。

木の未来を
つくる仲間へ

木材に関わる全国の若い経営者たちが集まり、交流・学び・活動を通じて業界の未来をつくっています。あなたも木青連の一員として、全国の仲間とともに木の可能性を広げてみませんか?