2025.12.22
委員会活動
委員会活動紹介 第7回 木材活用委員会 木材活用DX未来会議
木材活用DX未来会議 実施報告・第29回木材活用コンクール 作品募集のご案内

木材活用DX未来会議 実施報告
令和7年11月15日、木材会館にて「木材活用DX未来会議」を開催いたしました。本事業では、木材・建築産業を取り巻く環境が大きく変化する中で、DX(デジタルトランスフォーメーション)を「特別な先進事例」としてではなく、「現場の課題解決に直結する手段」として捉え直すことを目的に企画したものです。
当日は、建築設計・施工加工・ITといった異なる分野から実務に携わる登壇者3名(株式会社アンドパッド 代表取締役 稲田武夫様・株式会社鈴工 代表取締役社長 牛場正人様・etoa studio 代表 住友恵理様)を迎え、具体的なDX活用事例や導入の背景、現場で直面した課題などについての事例をご紹介いただきました。パネルディスカッションでは、設計・施工管理の効率化、生産性向上、人材不足への対応、情報共有の仕組みづくりなど、木材産業全体に共通するテーマが数多く取り上げられました。
特に印象的だったのは、DXを単なる「デジタルツールの導入」として捉えるのではなく、「業務の見直し」や「価値の再定義」と結びつけて実践している点です。現場の課題から逆算して必要な技術を選択する姿勢や、小さな改善を積み重ねながら組織全体に定着させていくプロセスは、多くの参加者にとって大きな示唆となりました。

特に印象的だったのは、DXを単なる「デジタルツールの導入」として捉えるのではなく、「業務の見直し」や「価値の再定義」と結びつけて実践している点です。現場の課題から逆算して必要な技術を選択する姿勢や、小さな改善を積み重ねながら組織全体に定着させていくプロセスは、多くの参加者にとって大きな示唆となりました。

また、DXは大規模事業者だけのものではなく、中小規模の事業者においても十分に取り組み可能であること、そしてDXの導入が結果として人材育成や働き方の改善につながる可能性についても共有されました。参加者からは、「DX化を進めなければならないという意識はあったものの、具体的な取り組みが見えない状況であったが、実践へのヒントが得られた。」「DXへの心理的ハードルが下がった。」といった声が寄せられ、本事業がこの木材産業のDX化につながるきっかけとなったことが伺えました。
木材・建築産業は、人口減少や人手不足、コスト高といった構造的課題を抱えています。その中で今回学んだDXは、これらの課題を乗り越えるための重要な選択肢の一つです。本事業を通じて、DXが業界全体の未来を切り拓くための手段となり得ることを改めて確認する機会となりました。

第29回木材活用コンクール 作品募集のご案内
「第29回木材活用コンクール」の作品募集を12/1より開始しております。
本年度のコンクールの特徴は、建築物や木質空間に限らず、木製品や創造的な木材活用事例、さらには活動やプロジェクトまでを幅広く評価対象としている点にあります。「建築のコンクール」という枠にとらわれず、木材に関わる多様な取り組みを顕彰することを目的としています。
本年度は、A部門(建築分野)とB部門(建築以外の分野)に分けて募集を行います。B部門は、木製品を対象とするB-1部門に加え、新たにB-2部門「木材活用プロジェクト」を新設しました。国産材の需要拡大や高付加価値化につながる活動、地域での取り組み、教育・普及事業、研究プロジェクトなど、「モノ」だけでなく「コト」にも焦点を当てています。地元で開催された木育イベントや国産材を普及するためのツアー、木の端材やエキスなどを利用した新商品の研究開発など幅広く募集いたします。身の回りの木に関することであれば、何でもお申込み可能です。
また、本年度は新たな賞として「DX賞」を設けました。設計・施工・流通・加工などの現場において、デジタル技術を活用した業務改善や価値創出に取り組む事例を積極的に評価します。我々の産業にとってのDX化は、「木材活用DX未来会議」実施報告でも述べましたとおり、今後の木材産業において避けては通れない重要なテーマです。本コンクールを通じて、そうしたDXの可能性を広く共有していきたいと考えております。
応募期間は、令和7年12月1日から令和8年1月15日(当日受信分有効)までです。応募方法や募集要項の詳細は、公式サイト(https://mokusei.net/mkc/)にてご確認いただけます。会員の皆さまには、ご自身の応募はもちろん、周囲への広報にもぜひご協力をお願いいたします。
本コンクールが、次代の木材活用を考えるきっかけとなり、多様な取り組みが全国から集まることを期待しております。



木の未来を
つくる仲間へ
木材に関わる全国の若い経営者たちが集まり、交流・学び・活動を通じて業界の未来をつくっています。あなたも木青連の一員として、全国の仲間とともに木の可能性を広げてみませんか?

