当コンクールは木材の新たな利用、普及の可能性をさぐり、木材業界の活性化に寄与することを目的として平成9年に創設され、本年で第28回目を迎えます。
木材自給率の向上を目的とする「公共建築物等木材利用促進法」が施行されてから13年が経ち、令和3年11月には「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」として改正され、公共建築物から一般に対象が拡大したことにより全国各地で数多くの木造建築物が建てられるようになりました。
また、カーボンニュートラルの実現やSDGsの観点からも木材業界内外から「木材活用や木材利用」への関心は高まってきております。建築に留まらず、これからの新しい木材活用の手法や活動等にも着目し、木材業界の関わり方や付加価値を広げる一助になるようなコンクールを目指してまいります。
日本木材青壮年団体連合会は、木の伝統と文化を次世代へ繋ぐため「木の良さ」を活かした作品や、従来にはない新しい木材の利用や見せ方、工法などを用いた「木材の新たな可能性」を追求する作品を、4つの部門を設けて募集し、木材の良さの普及と木材の利用用途の拡大に貢献する優秀な作品を表彰いたします。全国各地から沢山のご応募をお待ちしております。
[募集要項]